ココナッツダンス

先日，日本人会主催の盆踊り大会に参加しました。今回で３回目の参加となり，第１回目から取り組んでいる「ココナッツダンス」も本校のよき伝統になりつつあります。今年も，昨年度に引き続き「自分達の手で」をテーマに，児童生徒リーダーを中心に子ども達同士の学び合いや教え合いを通して，ダンスを創り上げてきました。通常練習はもちろんのこと，休み時間にも自主的にリーダーや上学年の子ども達が，初めて踊る子や下学年の子達に声をかけ，練習する姿も多く見られました。子ども達の直向きに取り組む姿勢には，心打たれました。本番直前，ガッチリと円陣を組み「笑顔で踊ろう」というリーダーのかけ声を胸に，ステージに上がりました。２０００人近い観客が見守る中，だれもが自信に満ちた表情で，今までで最高のダンスを披露することができました。開校年度から約３倍の６０名での挑戦。幾多の困難はありましたが，リーダーの子ども達は「今までで一番素晴らしいダンスが踊れた。」「会場の皆様に笑顔を届けることができた。」「みんなの協力でできたダンスだった。」と感想を述べていました。会場からも「日本人学校のよさが見えた素晴らしい踊りで涙が出た。」「カンボジアの伝統を理解してくれてありがとう。」等，お褒めの言葉をたくさん頂きました。本大会参加に当たり，ご尽力いただきました皆様に心より感謝の気持ちを込めて，“ソーン・オークン・チュラン”。（本当にありがとうございました。）