【School Trip for Siem Reap!】

【School Trip for Siem Reap!】「家族旅行では味わえない体験を！」をテーマに，５月３１日より２泊３日の日程で，カンボジア・シェムリアップへ修学旅行に行ってきました。今回は小学部６年が７名，中学部３年が１名，そして引率教員が３名の計１１名での旅行となりました。「一年前から待っていました！」という子がいるほど，待ちに待った修学旅行。事前学習として，三輪先生や森本様が出演されている番組を視聴しました。また，現地でリポート動画を撮るという企画をたて，原稿作りのために訪問先に関わる書籍を読んだり，インターネットで調べたりしてきました。

飛行機でシェムリアップ入りした一行は，初日に上智大学アジア人材養成研究センター，バンテアイクデイ遺跡，ロハール村を回り，クメール伝統織物研究所（ＩＫＴＴ）に宿泊しました。三輪先生からの貴重なお話，ロハール村でブティさんと体験したパチンコ，森本様にお会いできたこと，ＩＫＴＴでのシルクハンカチへの染色体験。初日から素晴らしい体験の連続でした。ＩＫＴＴの村には自然や動物が多く，「ここに住みたい！」という子がでるほど，子ども達はすぐに気に入ってしまいました。また，村に住む恥ずかしがり屋の女の子が，こっそりときれいな赤い花をプレゼントしてくれたことが，とても印象的でした。

２日目は，アンコールワット遺跡，トンレサップ湖クルーズ（コンポンプルック村への訪問），オールドマーケットでの買い物体験，アンコール補習校の子達との会食，カンボジアサーカス「ファー」の鑑賞と，イベントが目白押しでした。アンコールワットでは，修復中の西参道を，三輪先生や他の方々が解説してくださいました。東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖の広さには，皆びっくり。コンポンプルック村では，とある家庭を訪問し，とても美味しい干しエビを試食しました。オールドマーケットでは，自分で交渉して土産物を購入。うまく値切る方法を学びました。インターに通うアンコール補習授業校の子には，手作りの名刺と折り紙で作ったお花をプレゼント。短い時間でしたが交流を楽しみました。そして最後はサーカス。大迫力のアクロバットとコミカルなパフォーマンスに子ども達は大満足でした。

３日目は，シハヌーク・イオン博物館での拓本体験，サーカス体験，キャンディアンコールでの金太郎飴作りをしました。博物館では，上智の調査団が発掘した本物の仏像を鑑賞した後，そのレプリカを拓本に。子ども達は真剣に取り組みました。昨日見たサーカスの演者さんが教えてくれるサーカス体験では，マット運動やディアボロ（大道芸の中国独楽）に挑戦。大汗をかきながら，稽古場で一緒に体を動かしました。「学校のみんなへのお土産にしよう！」と取り組んだ金太郎飴は，大成功。素敵なお土産ができました。

雨季にも関わらず，一度も雨に降られることなく過ごした３日間。予定通り各所でリポート動画を撮影することもできました。学校ではわからない仲間の一面を知り，さらに絆も深まりました。「帰った後，家で一時間くらい家族に旅行のことを話しました。」「一生の思い出ができました！」旅行を終えた子達は皆，とても良い顔をしていました。

今回の旅行では，上智大学の三輪先生をはじめ，ＩＫＴＴの森本様，岩本様，アンコール補習授業校の榊原校長先生，サーカス「ファー」池内様，キャンディアンコールの西様，ＪＴＢの風見様，そして何より保護者の皆様など，多くの方からのご支援，ご協力をいただき，有意義な３日間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。