子ども達の様子

Children of the state

JSPP流カンボジア丼をつくろう~(株)菜々屋さんによる出前授業~

小学部4~6年生

投稿日 : 2016年06月24日

JSPP流カンボジア丼をつくろう~(株)菜々屋さんによる出前授業~

現在小学部5年生は,総合的な学習の時間に「JSPP(プノンペン日本人学校)流カンボジア丼をつくろう!」というテーマで学習を進めています。子ども達と話をしていくと,「丼なら肉や野菜をのせよう。」「JSPP流なのだから,野菜を買ってくるのではなく,自分たちで作ろうよ。」「お肉を作るのはちょっと難しいかもしれないね…。」「学校には畑がないよ。」「ならば学校に畑を作ろう!」という展開になり,まずは学校に畑(栽培園)を作ろうということになりました。早速子ども達は校長先生に相談に行きました。そして,全校の子ども達に自分たちの想いを伝えて賛成をもらい,学校のオーナーからも同意を得ました。しかし,カンボジアでの野菜作りは初めてです。そこで先日,(株)菜々屋の武澤さんと(有)あいコーポレーションの今橋さんにご来校いただき,農業についての出前授業をしていただきました。武澤さんが自己紹介を言い終わると,早速子ども達からの質問タイムです。どんな野菜を作ることができるのかを聞いていくと,武澤さんは丁寧に答えてくださいました。作りやすい野菜は「葉ねぎ,オクラ,きゅうり,トマト,根ショウガ,ピーマン,米,さつまいも,大豆,ゴーヤ,なす,カボチャ」などです。一方,作りづらい野菜は「ほうれん草,もやし,じゃがいも,たまねぎ,にんじん」だそうです。その後は畑の予定地へ移動しました。予定地付近の土を見て,この土がなぜ良い土なのかを実際に触りながら説明してくださいました。そして最後に記念撮影です。授業後に子ども達は,「いままで疑問に思っていたことがわかって,すっきりした。」「野菜のことが前よりもよくわかった。」「早く畑が作りたい」など,専門家から直接お話を伺えた充実感を語っていました。「畑にとっては土が命。日本からもインターネットでアドバイスができます。いつか菜々屋の畑にも来てくださいね。」と笑顔たっぷりで語る武澤さんがとても印象的でした。ご指導,ご助言いただきありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。