小学部６年生修学旅行３日目

修学旅行3日目も、朝目覚めると朝日が眩しい程のよいお天気でした。雨を見越して準備していた折りたたみ傘も、雨傘ではなく日傘として活躍するほどのよいお天気でした。また、今日は、時折スッーと吹き抜ける風が心地よく、夕方から曇って来たものの、雨は最後まで降らないというナイスウエザーでした。

まずは、シハヌークイオン博物館で拓本体験と見学を行いました。拓本体験では、それぞれが版画にする柄を選び、丁寧にポンポンポンと押しながら、根気強くインクをつけていきました。博物館見学では、バンテアイ-クデイで発見された仏像についてたくさんの疑問が出てきて、学芸員さんに丁寧に答えてもらいながらアンコールの歴史を学び深めることができました。

次に、アンコールトムの見学です。バイヨン寺院の彫刻や像のテラスについてガイドさんに説明してもらいながら、その時代の生活の様子に思いをはせることができました。

そして、修学旅行最後の活動は、アンコールキャンディで金太郎飴作り体験です。子ども達が選んだ柄は、「アンコールワット」です。アンコールワットの塔作り、土台作り、回りの色づけの担当に分かれ、150度に溶かした飴を少しずつ形にしていきます。そして、最後に出来上がった飴をビューと伸ばして切っていき出来上がりです。固くなった細い飴を切るのには苦労しましたが、予想以上にうまく絵柄が出てきて、大満足の体験となりました。

雨季にも関わらず天候に恵まれ、全ての活動を予定通りに終えることができた3日間でした。子ども達のめあて通り、「楽しく学び、協力し、心に残る思い出をつくる」ことができる修学旅行となりました。これから、この3日間での貴重な体験と学んだことを学校生活に生かし、小学校最後の年を充実したものにしていきます。

子ども達を温かく見守ってくださった多くの方に感謝するとともに、準備をしてくださった保護者の皆様に感謝いたします。