わたしをコースに連れてって カンボジア日本人会ゴルフ部編

岩立 弘充


 今年度よりゴルフコンペの幹事団に加わりました岩立です。日本人会ではゴルフコンペを月一回、日曜日に開催しています。4月より新年度となり、ピカピカの新カップを黒木大使より寄贈いただきまして、(写真御覧ください)優勝者は、参加者の前でカップ一杯の美酒(実際は、ビールですが)に酔いしれることができます。ハンディキャップ戦ですので、必ずしも、上手な人が優勝するわけでもなく、私でさえも、ハンディを生かして美酒を味わいました。もちろん、ベスグロや、ニアピン、ドラコン等の技能各賞もあります。ベスグロは、私の知る限り、3名の方でほぼ独占しているのではないかと思いますが、野獣に近いことを競うドラコンでは、女性が賞を取ったこともあります。美女と野獣は相性が良いのかも知れませんね。


 月一回開催しているこのコンペですが、数年前には、参加者が少なくて、継続が危ぶまれたこともあったそうです。最近になりまして、在留邦人が増えつつあることもあり、コンペは参加者が増加しつつあり、このところは30名余のかたに参加いただいています。従いまして、競争が熾烈となっており、最終ホールで3パットをしたために、1打ロスしてしまい、優勝できずに5位になってしまったという方もおられました。優勝をめぐって、同スコアーで数名が並ぶというケースが普通のことになってきました。やはり、コンペは参加者が多いほど、盛り上がります。


 コンペの楽しみとしては、知らない人と同じ組になることで、知り合いの輪を増やしていけることもあります。最初のホールで挨拶を交わす時にはぎこちなかった人同士が、18ホール終了時にはうち解けて冗談を言い合えるまでになるのが、ゴルフの良さだと思います。
 腕に覚えのある方も、覚えのない方も、この機会に是非参加を検討いただきたいと思います。現在のところ、女性で参加している方が、3名程で、少し寂しいかなと思います。女性の方ももちろん大歓迎ですので、初心者でも、スコアーを気にしないで参加してみてください。

 今まで全くゴルフに縁のなかったかたにお知らせですが、プノンペンにはゴルフ練習場がたくさんあり、日本に比べれば割安で練習ができます。打ち放題で10ドルポッキリという練習場もあり、体力の限界まで打ち込むことも可能です。これを機会にゴルフを始めてみてはいかがでしょうか。日本と違って、分きざみのスタートを要求されることもないので、半年もすれば、コースデビュー(経験者の同伴が必要ですが)も可能です。

 参考として、最近のコンペ優勝者の一覧を添付します。


岩立 弘充(いわたて ひろみつ)
丸紅(株)プノンペン出張所所長
千葉県出身、1982年丸紅入社、パリ、アルジェリア、ロンドン駐在を経て、2010年4月より、現職。12年4月より、日本人会ゴルフコンペ幹事メンバー。趣味は、ロンドンに6年駐在しながら依然として下手なままのゴルフと園芸(特にバラの栽培)。当地では、珍しい蘭の栽培に挑戦中ですが、苦戦中。好きな食べ物:健康に悪いもの(例、フォアグラ、魚卵)、嫌いな食べ物:健康に良いもの(例、鶏肉、セロリ)
ゴルフコンペ参加希望の方は、℡012 813030または、[email protected] まで連絡ください