中学部1年　総合について

4月から中学1年生は総合的な学習の時間にカンボジアの環境・ゴミ問題について学習してきました。学校からでるゴミをエーチャーイというゴミ回収業者へ売りに行きました。手始めにゴミをお金にかえていただいたことで,カンボジアではゴミがお金に変わるということを学習しました。また,その先のゴミの行方やカンボジアのゴミ処理場などについても疑問を持ち調べることにしました。そして,自分たちと同年代のカンボジアの生徒がゴミについてどう思っているのかを知りたいという気持ちから,フンセンボライムロイクノン高校にアンケートの依頼をしました。彼らの予想とは全く違うカンボジア人のゴミに対する意識を知り,そこから「どうして、カンボジアにはゴミがこんなに多いのか調べたい」という気持ちや「ゴミを減らすにはどんな対策をしたらいいのか一緒に考えたい」といった気持ちを持ちました。活動を通して,生徒たちは多様な意見を取り入れてまとめていく力が育まれています。現在は,生徒を中心に,自分たちにできることは何かということを検討中です。今後の展開が楽しみです。